経営って本当に難しい

経営って言葉はもともと仏教用語だと聞いたことがある。

もともとは、禅寺で大きな法要を行うとき、その運営がスムーズに行くようにしたり、プロジェクトが大きいので、それを苦労して成し遂げる様子のことを「経営」と言ったそうです。

曰く「経営」の「経」は、地図の「緯度」や「経度」という言葉の「経」と同じで、布を織るときの、縦糸の事を言い。縦に筋がきっちりと通っている事を指しているそうだ。
縦に筋が通っているといっても、命令系統が上から下に行くという意味ではなく、人としての筋道を通しているかということなのだそうだ。

スムーズな経営をするためには、あらゆることに気配りしていなければならない。財務的なことや人材、スケジュールなどはもとより、人の気持ちや相性、体調、好不調、思考パターン、行動特徴に至るまで気にしなければならない。それができた上での、アイデアであったり指導力なのだ。